でも小さい所や、今回ご紹介する正一位福永稲荷大明神のように地図に載っていない神社もあるんですよね。
別の件で検索している時に大阪第一ビルの屋上に神社があると知り、早速行ってみる事にしました。
私は30年近く前までは大阪で暮らしていたので、第一ビルというものがあるのは知っています。
それが新地の方にあるという事も知っています。
でも、第一から第四までビルが有り、どのように並んでいるのかは知りませんでした。
と言うか、イメージでは逆だったんですよね。
何も考えず第一ビルの屋上を目指して出かけたのですが、道が分からず困りました。{汗}
地下を歩いてようやくたどり着き、帰りに1階から外にでて、『こんな所に第一ビルがあったんだ』と、初めて知った次第です。
ここにあるのなら、先日福島神社を訪れる際、寄ってから行けましたよね‥‥
さてそんな正一位福永稲荷大明神のご紹介です。
屋上に上がると、大阪マルビルが目の前に見えました。まさかこんな所でしたか。 |
生垣で覆われた小さな神社です。 |
狐塚の由来が書かれています。読んでみてください。 |
どうやら掃除中でした。おっちゃんにはごくろうさまとだけ言っておきました。 |
阿像白狐です。極普通の玉をくわえた形です。 |
吽像白狐です。こちらも普通に巻物をくわえています。 |
小さな祠ですが、ちゃんと神鏡も置かれていました。 |
こんな大きな石がビルの屋上に置かれているのが少し違和感です。 |
マルビルと言えば回転掲示板が目玉だったんですけれどね。 |
扁額です。違和感を覚えましたがなんだか分かりますか? |
鳥居が足長鳥居ですね。台の部分が大きいので厚底ブーツを履いている感じです。 |
字も読みやすく、こういう石碑は好きです。 |
お賽銭箱もあります。ただ掃除中だったので参拝は後日改める事にします。 |
こういう掃除中の写真が撮れるのは珍しいので良かったです。 |
手水所も使用不能な感じでした。木はタカか何かの形でしょうか。 |
生垣の開いた部分から白狐が見えます。 |
離れて写真を撮るとこんな感じです。掃除道具を運ぶ台車がポイントです。 |
エレベーターホールにはちゃんと看板が出ていました。 |
正一位福永稲荷大明神の扁額に違和感を覚えました。
理由は簡単ですね。
文字が左から右に書かれています。
神社は日本の伝統文化を守る所ですが、時代と共に柔軟に変化する神社もあって良いと思います。
左から文字を書く神社もこれから先は増えていくのかもですね。
ただ、右から文字を書く文化を守る神社も多く残ると良いなと思います。
そんな正一位福永稲荷大明神ですが、他にも少し違う所を感じますね。
ここは狐塚推しですから、稲荷神社の中でも特に狐が大切にされているようです。
眷属と言うよりも、神そのものになっていますね。
白狐が生垣で囲まれている外から見えるというのは、完全に放し飼いされています。
飼っているというと失礼ですね。
自由なのです。
他の稲荷神社だと、朱色の柵で囲われていたり、檻に入れられていたりするんですけれどね。
それだけ狐が大切にされているんだと感じました。
また狐さんに会いにきます。